長年愛用の椅子の座面を張り替えました。
私がまだ二十歳の頃に、購入した家具があります。
イギリスのアンティーク家具です。机の方は「ドローリーフ」というもので、主天板の下に左右二枚の天板が収納されており、引き出すことにより天板のサイズが変わります。 このようにリーフを引く(ドロー)ことから、ドローリーフと呼ばれています。なぜ二十歳の頃に英国アンティーク家具を買ったかあまり覚えていないのですが、その当時私はイギリスにハマっていたのです。シャーロック・ホームズ、映画「炎のランナー」、クマのパディントン。自分の部屋を英国風にしたかったんでしょう😅新婚旅行もイギリスに行きました。バースとスコットランドに行ってみたかったんです。そしてベイカー街✨
椅子の座面が・・・
座面はもともとビロードで、中には馬の毛が詰め物として入っていました。
30年の使用でヘタってしまい、座面の中央部分が窪んでしまうようになってしまいました。
東京 目黒にある「KENT STORE」でアンティーク家具のリペアをしてくださると知り、まずはメールで椅子の画像を送って見積もりをいただいて、お店に椅子を持って行きました。
ウィリアム・モリスの生地
お店に行くまでは、今まで張ってあった生地と同じようなものにしようと思っていましたが、ちょうどお店でウィリアム・モリスの生地でフェアをやっていました。いや〜もう夢のよう・・・何種類もある中から散々悩んだ挙句こちらを選びました。
中の詰め物は、馬の毛からウレタンに変わりましたが、見違えるようになりました💖💖
私の半生をともに歩んでくれたこの家具たち。私の前はどんな方が使っていたのでしょう・・・これからも大切に使い、時がきたらまた新たなご主人の元へ行くのでしょう😊
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